【選手情報】2018年夏の甲子園、金農旋風の立役者・吉田輝星選手のプロ入り前とプロ入り後

あなたは、3年前の甲子園・第100回全国高校野球選手権大会を覚えているだろうか。

秋田県代表・金足農業高校が数々の劇的な試合展開によって快進撃を続けた。甲子園大会の対戦校が全て甲子園常連校として全国的に有名でありかつ甲子園決勝進出実績をもつ私立高校を相手に勝利を続け、金農旋風を巻き起こした。

決勝戦は、大阪桐蔭高校に敗れ準優勝という結果になったが、公立高校が快進撃を続けたこの大会は、高校野球ファンに感動を与えたのではないだろうか。

その中で、金足農業高校のエースとして活躍した吉田輝星選手は、現在日本ハムファイターズでプレーしている。

今回は、吉田輝星選手の紹介をしていきたいと思います。

吉田輝星選手日本ハムファイターズ入団に至るまで

金足農業高校に進学した後、1年生夏からベンチ入りし、2年夏には秋田県大会決勝まで進むが明桜高校に敗れ甲子園出場を逃した。

高校生最後の夏、秋田県大会から夏の甲子園準決勝まで10試合連続完投勝利を挙げる。

迎えた決勝戦、大阪桐蔭高校との試合は12失点で敗退となった。斎藤佑樹選手、松井祐樹選手と並ぶ夏の甲子園・4試合連続二桁奪三振を記録。

その年のドラフト会議では、1巡目で大阪桐蔭高校の根尾昴選手を抽選で外した北海道日本ハムファイターズが再指名で交渉権を獲得し、ドラフト1位で入団することとなった。

吉田輝星選手プロ入り後の活躍

2019年6月12日の広島カープ戦で、先発投手として初登板。5回4安打1失点で初勝利を収めた。

高卒1年目の投手が先発で初登板勝利を挙げたのは2015年の安樂選手（楽天）以来であり、球団では2010年の中村勝選手以来9年ぶりとなった。

初登板で初勝利という、華々しいスタートを切ったが、変化球に課題があり変化球が決まらず苦しい投球になりストレートを撃ち込まれる場面が多くあった。

1軍では初先発初勝利後は3試合に先発登板したが、3連敗でシーズンを終えた。

2020年は9月に楽天戦で初登板。しかし、2対1で迎えた4回に2点を失い、降板した。9回に同点に追いついたため、黒星はつかなかった。この年は5試合に登板したが援護に恵まれなかったことや味方の失策等もあり2敗との結果となった。

投手成績（日本野球機構ホームページより）

吉田輝星選手、選手としての特徴

投球フォームはオーバースロー、伸びのあるストレートが武器、高校時代にストレートの最速は152㎞/hを計測。

スライダー、カーブ、スプリットなどの変化球を持つ。

最後に

以上、吉田輝星選手を紹介して来ました。高校時代の活躍は素晴らしいものがあります。プロ入り後は今はまだそこまで勝ち星を挙げられていませんが、今後必ず活躍し、チームの勝利に貢献してくれるはずです。

今後の活躍に期待したいと思います！！