≪ダイヤモンド・ブラッシュ≫プロジェクト
日本ハムファイターズが取り組んでいる、ダイヤモンド・ブラッシュ・プロジェクトというものがあります。
これは、北海道内の少年野球場を安全で快適なコンディションに整えるためファイターズ基金を活用して、修繕・整備していくという取り組みです。
年間数か所の球場を、自治体や球場管理団体、球場を利用する方、地元企業などと共に実施していくプロジェクトであります。
子供たちが安心して安全に野球を楽しめる環境作りをファイターズが作り上げます!
日本ハムファイターズホームページより稲葉篤紀さんの言葉
稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)コメント
「北海道内各地で野球教室を行っていると、老朽化が進んでいたり、雪や自然災害の影響を受けて状態が芳しくない球場が多く見受けられます。野球は環境がしっかり整っていれば決して危険なスポーツではありません。競技を教えることと同時に、思い切り元気よくプレーできる状況を作っていくこともプロ野球が果たすべき普及振興策だと考えます。施設を整備し未来の原石を磨く-。それが『ダイヤモンド・ブラッシュ』というプロジェクト名に込めた思いです。修繕後はそこが地域のシンボリックな場所になってくれたら言うことはありません。たくさんのご応募をお待ちしています」
過去の修繕実績(日本ハムファイターズホームページより)
厚別区少年野球場
■採択理由
施設の老朽化等の理由により、2年間使用されなかったため雑草が生い茂る状態となったが、
厚別区少年軟式野球連盟がボランティアで修復作業にあたり、協力企業が重機を出して大部分を整備。
駐車場が広く、再利用が可能になった場合、市内有数の少年野球場として活用が見込まれる。
■整備前の状況
■修繕箇所
- ●外野フェンス際に積み上がったままの重機で削った土や雑草の除去、グラウンド全体の整地、ベースの設置
- ●一般向けの規格を少年野球場にダウンサイジングするため、マウンドと外野フェンスの設置。ファウルポールの移設
- ●防球ネットの補修
- ●ダッグアウトの風除けを新規設置
- ●台風で基礎土台からずれたプレハブの入れ替え
滝川少年野球場
■採択理由
FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12空知支部大会をはじめ、管内の主要大会が数多く開催されているほか、野球の底辺拡大を図るため小学3年生以下対象の「滝新ちび野球クラブ」、野球チームのない小学校の児童を集めた「滝川少年野球倶楽部」も活動。維持管理が行き届いている内野グラウンドに比べ、外野芝の痛みが激しく、老朽化により腐食したバックネット板部分の張替えが急務だった。
■整備前の状況
■修繕箇所
- ●バックネットの修繕及び新しいフェンスの組み込み
- ●外野フェンスを新規張替え
- ●ダグアウトの新設。(プロジェクトサプライヤーカナテック株式会社様より寄贈)
- ●既存倉庫のペンキ塗り
室蘭市少年野球場
■採択理由
北海道内でも雪解けが早い地域ということもあり、年間の利用頻度が130件ほどあるが、1981年開設と築38年が経過して各所に劣化が見られる。2015年の大雨被害で三塁側ダッグアウトが倒壊した経緯があり(応急修繕済み)、開設後から暗渠の改修やグラウンドの掘り起こしをしていないため、雨水の流れ道ができている。
■整備前の状況
■修繕箇所
- ●ダグアウトの取り壊し及び新設
- ●グラウンドの掘り起こし及び新たな土を入れての転圧整備